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2006年5月30日 (火)

グレートジャーニー②

グレートジャーニー―地球を這う〈2〉ユーラシア~アフリカ篇 Book グレートジャーニー―地球を這う〈2〉ユーラシア~アフリカ篇

著者:関野 吉晴
販売元:筑摩書房
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ユーラシア~アフリカ篇を読みました。

写真が多くて、カラー新書はとても楽しめます。

人が平等に食料を分け与えられたり、日常にはナイフが必要だったり、動物を村のみんなで解体したり・・・

現代社会には、これらは負の意味しか持ちません。

資本主義のもと、成果を出すことができる者のみが与えられる。

小学生が、小刀での鉛筆削りは禁止される。

動物は、ペットとしてしか触れられない。

本来、人間が生きていくために得た知恵や習慣は現代社会の流れの中で少しずつ意味を変え、ひょっとしたら私たちの人間らしさまで奪いそうな勢いです。

また、著者はこんな風に本書の中で話しています。

━ヒトは、ほかの動物と比較してさまざまな名称で呼ばれたが、私は『ホモ・ホビリタス』がもっとも好きだ━

(知恵ある人=)ホモ・サピエンス

(工作する人=)ホモ・ファベル

(遊ぶ人  =)ホモ・ルーデンス

上記のようなホモ・~とは、( )の中の意味で付けられた名称です。

そして、著者の好きな『ホモ・モビリタス』とは(移動する人)の意味なのだそうです。

だから遠い昔から、ヒトは世界中に拡散できたのですね。

そして、著者のような『』に自身を突き動かす衝動が起こる人が多くいるのも、人は━モビリタス━だからかも知れませんね。

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