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2006年6月15日 (木)

きまぐれコラム(1)

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本日はアール・ヌーボーについて。

Photo_8アール・ヌーヴォー (仏:Art Nouveau
とは、1896年にフランスの美術商サミュエル・ビングがベルギーの建築家ヴァン・デ・ヴェルデに設計を依頼した東洋美術の骨董店の名前に由来しています。(またこの店はジャポニズムの影響を強く受けている)

直訳すると→「新しい美術
19C後半の、機会主義に対する反動として人間の創造力手仕事の復活を目的として興った独特な美術様式なのです。

Photo_9建築・インテリア・ファッション・陶磁器など、全ての生活デザインの全ての範疇に曲線」という様式が統一的に支配しています。

この流れの中、活躍した人たちは以下の通り。

イギリス:ウィリアム・モリス→「アーツ・アンド・クラフツ」
                (というデザイン運動を起こす)
   オーブリー・ビアズリ→官能的絵画。『サロメ』の挿絵
    チャールズ・レニー・マッキントッッシュ →建築家

フランス:ギマール
      ロートレック
        ミュシャ
           (ナンシー派の)ガレ/ドーム兄弟

      ベルギー:ヴァン・デ・ヴェルデ
            ヴィクトール・オルタ

       オーストリア :クリムト

       スペイン:アントニオ・ガウディ →『サグラダ・ファミリア教会』設計

Photo_11です。
アール・ヌーボーのやや病的で退廃的な雰囲気世紀末的感性が災いしてポスターのみが成功したといわれています。

また色彩は黄色(合成染料のモーブがこの頃発見される)、また白や黒の無彩色系が中心でした。
ゆえに、この時代を『タイム』誌により「イエロー・ナインティーズ」と命名されています。

次回の気まぐれコラムはこの狂気の色といわれた「黄色」とその黄色の使われた作品についてです。

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