チョコレート
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チョコレート 販売元:日活 |
2001年公開(113分)
製作国:アメリカ
監 督:マーク・フォースター
<STORY>
根強い人種差別的思想を抱えた死刑囚棟の元看守が、ある悲劇をきっかけに自らの生き方に疑問を抱き、やがて死刑囚の妻である黒人女性と恋に落ちていく人間ドラマ。
<つぶやき>
とてもテーマが重く、深い映画でした。
ちょっと内容に関しては、私がいつものように<つぶやき>を書ける感じではありません。
ただ、私はストーリーの展開の仕方や、映像の色使い、音楽がとても気に入りました。
距離が遠く冷え切った親子関係や、完全に八方塞になった状態が音楽によって迫力を増しています。
また、撮影現場は本物の監獄で行われているので、ものすごくリアルです。
セットでないため、かなりカメラがきわどい位置から取っていたり、監視カメラの映像が使われたりしています。
未来が見えているのは一人、監獄の中の死刑囚だけ。
ほかの、最小限で登場する人物たちには未来は見えていない。
この物々しい雰囲気を、少しざらざらした映像と、生っぽい音楽で最後までつなぎます。
『マシニスト』に映像の雰囲気が少し似ている感じがしました。
もう一度音楽についてですが、最後のシーンでもっとも音楽の効果が表れていると思います。
音楽によって、『結論はこの音楽を聴けばわかるでしょ?』といわれているような気がしました。
『再生』を描いた、静かな映画です。
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コメント
「デジカメゆうさんのつれづれ日記」のゆうです。
訪問ありがとうございます。
『刻みカカオ』一度ためしてみます。
ブログをはじめて3ヶ月だそうですが、こちらは1ヶ月半くらいです。先輩ですね。
今後ともよろしく!!
投稿: ゆう | 2006年6月15日 (木) 14:17
コメントありがとうございます。
あら、まだ1ヶ月半ですか・・・
とてもブログがおもしろかったので、てっきり長くやってらっしゃる方だと思ってしまいました。
ぜひまたのご訪問お待ちしております!!!
投稿: 映画生活 | 2006年6月15日 (木) 16:46
すっかりお礼が遅くなってしまいましたが
TBありがとうございました。
映画生活さんはじめまして。
『チョコレート』は
ハル・ベリーがもう満点以上のすばらしい演技で
驚きましたが音楽も撮影もすばらしかったですね。
これからも色々と映画のお話聞かせてください。
私も映画好きなので
マイペースで映画のことも書いていこうと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: もりまさ | 2006年6月17日 (土) 22:24
もりまささん
コメントどうもありがとうございます!
いきなりのTB大変失礼いたしました。
チョコレート、撮影の照明効果や音楽が本当によかったので、他にも同じような感想をお持ちの方がいらっしゃることを知れて嬉しいです。
私もぜひ映画の記事をみにもりまささんのブログにも遊びにいかせてください!!
またのご訪問をお待ちしております。
投稿: 映画生活 | 2006年6月17日 (土) 23:06