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2006年7月 2日 (日)

めぐりあう時間たち

めぐりあう時間たち DVD めぐりあう時間たち

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2005/11/25
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2003公開(115分)
製作国:アメリカ
監 督:スティーヴン・ダルドリー
CAST:ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ

 <STORY>
Photo_36 1923年、ロンドン郊外のリッチモンド
作家ヴァージニア・ウルフは病気療養のためこの地に移り住み、『ダロウェイ夫人』を執筆していた。午後にはティー・パーティが控えている…。

Photo_37 1951年、ロサンジェルス。『ダロウェイ夫人』を愛読する妊娠中の主婦ローラ・ブラウンは、夫の望む理想の妻を演じることに疲れながらも、夫の誕生パーティを開くためケーキを作り始める…。

Photo_38 2001年、ニューヨーク。『ダロウェイ夫人』の主人公と同じ名前の編集者クラリッサ・ヴォーンは、親しい友人でエイズ患者の作家リチャードが栄えある賞を受賞したことを祝うパーティの準備に取りかかっていた…。

<つぶやき>
時代を超えて、三人の女性のある一日が描かれる。
そして、彼女たちのそれぞれの『時間』たちがめぐり合った。

キッドマン演じるヴァージニア・ウルフは「ダロウェイ夫人」を1925年に書き上げた実在の作家。
そしてその「ダロウェイ夫人」を読む主婦のローラ。
もう一人は、NYで編集者を勤めるクラリッサ。

Photo_39 花瓶に生けられた鮮やかな色の花々。
よくある一日の始まりである、よくある朝。
三人に、時代を超えて共通するのは「朝」を迎えたことと、三人とも人生に対して決して小さくはない悩みを抱えていること。
三人に、共通するもの・異なるもの・それぞれの感情やそれぞれの状況をオープニングで観ることができる。
このオープニングシーンは、切り替わり方が素敵でした。

Photo_40 私は、この映画を観たのが二度目です。
なぜかというと、一度目観たときは少しテーマが重く、難しかったというのが正直な感想でした。
でも、なんとなくもう一度観てみたら変わるかもしれないと思って再度鑑賞したのです。

この作品は、「良かった!!!」という人と、「さっぱり???」という人に分かれるようです。
きっと、私も含め「ダロウェイ夫人」の原作に多少は知識がないとかなりわかりにくく、三人に共通して起こってしまう数々の出来事を飲み込み切れないままに物語だけがどんどん進んでいってしまう…ということになりかねません。しかし・・・
三人に襲いかかるうつ病という心の病。
三人ともが経験する女性同士のキス。
様々なかたちでの最愛の人・人々との別れ。

どのできごとも、どの時代にも起こりうる普遍的な出来事。

Photo_41 もし暗そうだな…なんて思っても、この作品の鑑賞にぜひ挑戦してみてください。
「この作品からきっと何か感じられるだろう」
「この作品が伝えようとすることを感じよう」
と、眺めるのでなく積極的に「観て」もらったらこの作品を好きになってもらえる気がします。

「ダロウェイ夫人」の原作を読んでみようと思います。

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